住まいと暮らしのコラム
不動産の知識
宅建試験まであと1ヶ月!私が合格するまでに実践した勉強法。
9月になり、宅建試験日まで残り1ヶ月程度。受験をされる多くの方が、最後の追い込み一歩手前の勉強をされているかと思います。ぼくは宅建試験に2回落ちています…。「三度目の正直」なんて言葉がありますが、まさに3回目の受験で合格するに至りました。今回のブログでは、合格するまでに実践した勉強法についてご紹介いたします!
▶宅建を受験しようと思ったきっかけ
「不動産の売買仲介の仕事をしているから」というのが大きな理由ですが、自分の夢を叶える為でもありました。とくに不動産業界に勤めていれば、宅建士の資格を持っていることで、資格手当がつく会社が多いので、単純に年収のアップが見込めるからです。
▶2回の受験ではなぜ落ちたのか?
「丸暗記」で挑んでいたからだと思っています。
もちろん丸暗記が得意な方はいると思うので、安易に否定するわけではありません。ぼく自身が丸暗記が合わなかったということです。
というのも、宅建試験は四者択一方式で、宅建試験あるあるだと思いますが、「二者択一までは絞れたのにその50%が外れた…」なんてことが模試でもあったんです。これは細かな部分までしっかりと把握できていないからこそ起こりうることだと考えました。宅建試験は、1点で涙を流す人がいるとても厳しい試験です。ましてやこの数年、年々試験のレベルも上がっていると聞きます。
今まで丸暗記で挑んだけれど、合格に手が届かなかった方にこそ実践してみてほしいのが、ぼくが実践した勉強方法です。
▶合格した勉強方法とは?
①過去問や模試の設問をただ答えるのではなく、誤っている箇所があれば「なにが誤っているのか?正しくはどうなのか?」を考える。そしてその先として、設問に書かれている単語などから、その周辺知識を固めていく。
→正しい答えにするには?までは考える方は多いと思います。周辺知識を固めていくというのは、たとえば設問が「斜線制限」のことが問われているものだとして、「道路斜線制限とは~~~~である。」という設問があったとします。
この設問が正しいかどうかを考えるだけではなく、「ほかに斜線制限はどんなものがあったかな?また、それはどの地域で該当するものだったかな?」というところまで一緒に覚えていくという方法です。そうすることで、まとめて斜線制限について学ぶことができるので、別の斜線制限について問われた際に、いちいち覚えなおさなくていいんです。
②その法律ができたきっかけや、その法律があるおかげで(もしくはなかった場合に)自分たちの生活にどんな影響があるのかを考える。
→今でもとくに印象に残っているのが、「借地借家法」です。
丸暗記していた頃、借地借家法はただ単に「家を借りている人の為の法律」という認識でした。でも苦手な分野であったので、なぜこの法律ができたのか?家を借りている人をなぜそこまで守りたい法律なのかを勉強したところ、この法律ができたきっかけが「戦時中に多くの男性が徴兵された際に、残された家族が追い出されないようにするため」とありました。ここまで学んだことで、「それなら賃借人をどうにかしてでも守りたい法律になるよな」と納得がいったのです。
その他の分野においても、同じような勉強方法をとったことで、二者択一で落とすということが激減したのです。また、資格試験後においても、今では重要事項説明書をお客様へ説明する際にもしっかりと活かされています。
③問題を解いていく順番を「宅建業法→法令→その他→民法」に固定!
→試験内容は上記の4つの分野に分かれています。宅建業法は出題数が多く、最も点数を稼ぎやすい分野で、民法が最も難しい分野とされています。しかし試験では、民法が第1問目となります。もちろん、民法が得意な方はそのまま進めてもよいと思いますが、苦手な方は、ぜひ宅建業法の分野から解きましょう。
●宅建業法から解いていくメリットとして、
【時間に余裕があるうちに、しっかりと問題に向き合え、結果的に点数を稼ぐことができる。】
そして
【試験中に勢いに乗ることができるので、法令→その他の分野と勢いよく進められる。】
ということが挙げられます。
第1問目(=民法)から解いていってしまうと、得意な方以外は、「え、想像より難しい…」「時間間に合うかな…」と不安な気持ちを抱えながら試験時間が過ぎていきます。そうすると、いちばん点数を稼げるはずの宅建業法で焦りから点数を落としてしまうリスクが生まれてしまいます。
▶仕事と勉強の両立はつらい…
これは経験した人だけがわかるつらいポイントです。また、モチベーションが下がっている日だってありますよね?ぼくの場合は、そんなときは「過去問1問だけ解く」ということをしていました。もちろん、ただ解くのではなく、周辺知識も固めながらです。そうすれば「勉強しなかった」という罪悪感もないですし、そうしているうちに次の問題を解こうと、結果的に勉強時間になることもあります。
▶試験1ヶ月前に行ったこと
1ヶ月を切った頃から、新しいことを学ぶことはほとんどやめました。あやふやになっている知識を固めていく期間にしたのです。
▶合格したときの気持ち
これまで感じたことのない気持ちになりました。嬉しい気持ちはもちろんですが、それ以上のなんともいえない感情を抱いたのを今でも覚えています。
そして、資格証が届いた日のことも覚えています。その翌日に契約予定でしたので、早速人生で初めての重要事項説明書の説明を行い、お客様からは「わかりやすくて、聞いていて楽しかったです。」と言っていただきました。自分の勉強期間はやっぱり無駄ではなかったと認識した瞬間でした。
▶受験を控えている方へのメッセージ
試験まで残り1ヶ月。
今できることは覚えている知識を忘れないこと。
あやふやな知識を固めること。
そして
体調を整えること。
どれだけ模試や過去問で良い点をとっても、本番で体調を崩して試験を受けられなければ元も子もありません。そうならない為には、日ごろから体調を気にかけていきましょう。
あと1ヶ月、、、このコラムを読んでいただいたあなたが、合格発表日に喜べることを願っています!!

